体の歪みについてお話いたします。

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体の歪みとはいったい何なのか?そしてそれはどうして起こるのか。どうすれば解消できるのかについてお話しいたします。

一般的に体の歪みとは、見た目の歪み、すなわち肩が下がっている、左右の耳の高さが違う、骨盤の高さが違う、寝てみると足の長さが違うなどのことを言うようですが、それは狭義での体の歪みであるとおもいます。広義での体の歪みとは、実は見た目では歪んでいないように見えても体を動かしてみて前後、左右、回旋動作を行ってみてやりにくい動作が一つでもありますと体はゆがんでいるのであります。ですから体の歪みとは見た目の歪みと、体を動かしてみて動作に制限がある歪みと2種類あると思ってください。もちろん見た目の歪みと動きに制限がある歪みと同時に出る人もいます。

では、どうして体はゆがんでしまうのか?人は立った瞬間に重心のかかる場所が体型によって決まっています。前傾姿勢の人の場合はつま先、膝、股関節、みぞおち、大胸筋、前頭部、背中も四か所ほどあります。こういったところで体のバランスをとっていますが、朝起きて夜寝るまで同じ動作しかしないでいますと上記の部分が異常緊張を起こします。そうしますと緊張部位同士が引っ張り合いその結果前屈に制限が起きてしまいます。これが体の歪みの正体であります。

それを改善するためには異常緊張を起こした部分をほどくようなことを行います。筋膜のリリースです。もしくはいつもやらないような体の動きを行うかであります。それをまとめたのが均整体操であります。興味のある方はみてください。

体の歪みが改善されますと血液リンパの流れが正常になり自然治癒力がたかまり病気の改善・健康維持に役立ちます。

 

この記事を書いた人

筒井朗晏
三起均整院 院長 筒井朗晏
東京都杉並区久我山4-2-4 久我山センタービル B-201

1962年生まれ 京都市出身
武蔵大学経済学部経済学科卒
東京医療専門学校鍼灸科卒(卒業時、東洋療法学校協会賞授与される)
姿勢保健均整専門学校卒(均整術を学ぶ)
タッチフォーヘルス(スイスの国際キネシオロジー大学より全過程の終了書授与される。)
オンサセラピスト(旧オンサ療法師)の資格を習得。現在日本では40名ほどしかいません。
ストレスカウンセラーの資格を習得
日本姿勢保健均整師会 元理事

https://sankikinsei.com/