お天気と関節痛・古傷の関係
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こんにちは。
名古屋市中区の整体院、せぼね研究室です。
今日は天候と身体の関係について。
最近は比較的、良い天候が続いていますが、雨や曇りの日は古傷が痛んだり、重くなったりする人が多いのでは。
これ、ほぼ気圧(=低気圧)が原因のようです。
特に筋肉が弱くなっている関節にこういった症状が出易い。やっぱり、以前に傷めたことのある関節というのはあまり鍛えにくいですし大切にしたいですものね。しかし、それが「仇」となる面もあるようです。
関節というのは関節包という膜に覆われており、その外を靭帯や筋が取り囲み、ある程度の圧迫をかけつつ補強しているのですが、その内圧は一定の圧に保たれていなければなりません。
低気圧(=悪天候)が近づくにつれ、関節への圧が減じるために安定性が落ちるようです。それが古傷の違和感となって出てくることになる。(*あくまで当院の見解です。他見解を否定するものではありません)
こういったときの対処法として・・・まず、アルコール(ビール、お酒、焼酎など)は×。理由は大脳を麻痺させる
→筋肉に力が入りにくくなる
→結果、関節も緩んでしまい、安定感が落ちる
→症状を強くさせてしまう
からです。
なので低気圧接近時には、膝や股関節の症状であれば、「スパッツ」を履くと良いんですよ。
スーパーなどで売っている安いもので良いので、なるべくピタッとしたタイプのものを履いておけば、こういう症状であれば相当楽になるでしょう。(=関節が安定した感じになる)
長風呂も避けたほうが良いですね。アルコールと同じで、筋肉を過剰に緩める作用があるからです。悪天候時は、熱めのお湯でサラッと入るのが最適でしょう。
天候が悪いと身体の調子を崩し易い方。参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
名古屋 せぼね研究室
この記事を書いた人
- 木戸 健一郎
- せぼね研究室 院長 木戸健一郎
- 愛知県名古屋市中区富士見町13番19号八木ビル 303
昭和47年6月7日生 愛知県豊橋市出身
豊橋東高校 → 中京大学
ホテルマンとして名古屋の某ホテル勤務を経て、29歳で理学療法士に。
腰痛専門クリニック勤務を経て、35歳で整体院開業。
患者さんのモチベーションが自然に上かっていく説明・指導・管理を心掛ける。
趣味は、
空手 全日本大会入賞 多数
フルマラソン 3時間37分
「論より証拠」が医療者としての哲学。